Interview #03

前職の経験を活かし新たな挑戦を続けるキャリア社員

Y・Sさん
2023年中途入社 | 30代

2023年に前職の造園工事業から転職し、公園設計や宅地造成設計などを担当するY・Sさん。現場監督として培った施工の知識を設計業務に活かしながら、新たな分野にも積極的に挑戦しています。転職の経緯から現在の業務、職場環境、そして今後の目標まで、中途入社者の視点で語っていただきました。

転職のきっかけと会社選択の理由

Q

転職先としてシン技術コンサルを選んだ理由を教えてください。

前職では、公園整備など造園工事の現場監督として施工管理の仕事をしていました。現場で多くの設計図に触れる中で、次第に「自分も設計に携わりたい」と思うようになり、転職を決意しました。特に造成設計といった分野には以前から興味があり、それに関わる業務ができることは、自分にとって理想的な環境だと感じました。

Q

入社後に感じた社風や職場環境の印象を教えてください。

落ち着いた雰囲気で、集中して業務に取り組める環境だと感じました。入社時にはちょうど組織の転換期にあり、部内の体制が見直されているタイミングでした。その中で、ベテランの管理職の方々と若手社員の方々が協力しながら日々の業務に取り組んでおり、世代を越えて支え合う空気があると感じました。変化の中にいるからこそ、その分、自分の役割や貢献がはっきりと見える環境でもあり、自身の成長にもつながると前向きに捉えています。

Q

前職での経験が現在の仕事にどのように活かされていますか?

現場監督の経験から、工事全体の流れや施工上の課題に対する感覚が身についています。設計をする上で「これは実際に施工できるか」という視点を持てることは、大きな強みになっていると感じています。設計と施工の橋渡し的な視点を活かして、現実的で実行可能なプランを提案できるよう心がけています。

即戦力として責任感を持った取り組み

Q

現在担当している業務内容を教えてください。

公園設計をはじめ、外構設計、宅地造成設計、開発許認可に関する申請業務など、造成設計に係る分野を担当しています。毎回異なる案件に取り組む中で、設計の奥深さとやりがいを感じています。

Q

入社後に特に苦労したことがあれば教えてください。

施工から設計という異なる業種に転職したこともあり、業務の進め方や求められる知識がこれまでとは大きく異なっていたため、最初は戸惑うことも多くありました。ただ、わからないことは丁寧に教えていただける環境だったので、少しずつ自分のペースで適応していけたと感じています。

Q

即戦力として期待される仕事にどのように向き合っていますか?

自分に何ができるかを常に考え、任された仕事には責任を持って取り組んでいます。技術力だけでなく、社内外との信頼関係を築くことも重要だと考えておりますので、日々のやり取りの中で誠実さと丁寧さを意識しています。

新分野への挑戦で得られる成長機会

Q

新たに挑戦している業務や分野があれば教えてください。

最近では、遺跡関連の整備計画策定支援業務にも関わっています。これまでの分野とは異なる視点が求められるため、学ぶことが多く刺激的です。新たな分野に挑戦できることは、成長の機会だと感じています。

Q

中途採用でも働きやすいと感じた制度や文化はありましたか?

有志による若手社員同士の集まりがあり、その交流の機会にとても助けられました。業務上あまり接点のない他部署の方とも気軽に話すことができ、人間関係の面で大きな支えになりました。中途入社で不安も多い中、こうした場を通じて社内の雰囲気に馴染むことができたと感じていますので、とても感謝しています。

Q

これから実現したいキャリアの方向性を教えてください。

目先の目標としては、技術者として組織の中核を担えるような存在になりたいと思っています。幅広い分野に対応しながらも、しっかりと専門性を深めていき、信頼される技術者を目指しています。

転職を検討している方への
メッセージ

どの仕事に対しても言えますが、実務を通じて得られる「経験値」が何よりの財産になります。経験値を得られるのはどの会社でも同じかもしれませんが、自分が何を学び、どう成長していきたいのかを考えたとき、成長のチャンスが多い場所かどうかを見極めるのが大切だと思います。どの会社にも一長一短があるとは思いますが、ここには自分なりのペースで力を伸ばしていく余地があると感じています。転職は不安も多い決断ですが、自分の成長を大切にしたい方にとって、一歩ずつ着実に力をつけていける場所だと思います。